診療ガイドライン
『月刊 皮膚病診療』

皮膚病診療とは
安田利顕元東邦大学皮膚科教授(元日本皮膚科学会理事長)が、長年温めていた「毎号特集形式」と「カラー掲載」の構想を実現して1979年1月に創刊されたのが『皮膚病診療』です。
当時はまだ活版印刷の時代で、皮膚病変をカラーページで紹介する雑誌は困難とされていましたが、安田編集委員長以下、船橋俊行(前・虎の門病院皮膚科部長=当時)、西山茂夫(北里大学皮膚科教授=当時)、宮本正光(東京都・宮本皮膚科医院)の4編集委員の熱意により実現されました。質の高い編集内容、臨床に即した構成が好評を得て、皮膚病を診療する多くの医師に愛読される雑誌としての地位を確立しました。
雑誌名が“皮膚科診療”ではなく“皮膚病診療”であるのは、単に皮膚科医のための雑誌でなく、広く皮膚病診療にあたる一般医師のための座右の書を望んでの命名でした。
以来、船橋俊行第2代編集委員長、西山茂夫第3代編集委員長、西岡清第4代編集委員長、斉藤隆三第5代編集委員長を迎え、「臨床医のための皮膚病総合雑誌」として今なお幅広い支持を得ています。
特徴
- 1.毎号特集形式 実地診療に役立つ
- 2.カラー印刷 わかりやすく伝える臨床情報
- 3.多彩な執筆陣 全国にまたがるネットワーク
- 4.学会ハイライト 日皮会総会、支部総会等の情報
- 5.座談会 著名な臨床家、研究家によるディスカッション
- 6.増刊号 通常号に加えてさまざまな情報を
- このほか、読者の方からの意見や投稿を掲載する「声」欄も充実しています。
皮膚病診療編集委員
- ■editor
- 斉藤隆三(委員長) 元・東邦大学医療センター大橋病院皮膚科教授
- 向井秀樹 東邦大学医療センター大橋病院皮膚科前教授
- 浅井俊弥 横浜市・浅井皮膚科クリニック山本俊幸福島県立医科大学皮膚科教授
- 馬場直子 神奈川県立こども医療センター皮膚科部長
- ■Honorary editor
- 西岡清東京医科歯科大学名誉教授